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発起人とその引き受け株式数を決めよう!
発起人(=出資者)が何人で、各発起人が何株ずつ設立時に株式を引き受けるのかを決めましょう。
発起人が数人いる場合、何株ずつ設立時に株式を引き受けるのかを決める際には、出資の割合に注意してください。株式会社の場合、出資者は出資をして株式を取得して株主となります。株主は会社の実質的所有者として、所持する株式の割合に応じて議決権を行使して重要な事項を決定します。つまり、会社に多く出資した株主ほど権限が強くなるのです。
そのため、あなたが立ち上げる会社をあなたがオーナーとして自由に経営をしたい場合、自分自身の出資の割合は最低でも過半数(ちょうど半分ではだめですよ。半分より多く出資するということです)、できるならば3分の2以上(重要事項も含めてすべて決定できます)にしておく必要があります。
以上のことに気をつけて、各発起人が何株ずつ設立時に株式を引き受けるのかを決めてください。(発起人が一人の場合は考えなくても良いことですが、将来、新株発行をして第3者に株式を割り当てるという方法で資金調達をするときには知っておかなくてはならないことです)
発起人の人数も決まり、それぞれの出資の割合も決まった、となったら、以下の2点に注意してください。
- 定款に発起人の氏名・住所を記載する際には、印鑑証明書に合わせて記載してください。
- 各発起人の出資の割合(引き受け株式数)、各発起人の出資額、資本金の額、1株の金額、そして設立時発行株式総数の関係が以下の式に当てはまることを確認してください。
「1株の金額×各発起人の引き受け株式数=各発起人の出資額」
「資本金の額=各発起人が出資する額の合計」
「1株の金額×各発起人の引き受け株式数=各発起人の出資額」
「設立時発行株式数=各発起人の引き受け株式数の合計」
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